人文社会科学部の荒木雅也教授(専門:知的財産法?地理的表示)の研究室が事務局を務める「水戸食菜録研究会」は、徳川斉昭が記したと伝えられる江戸時代末期の料理本『食菜録(しょくさいろく)』のレシピや再現料理の写真?映像を収録したWEBサイトを、このたび立ち上げました。
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『食菜録』は、水戸藩の第9代藩主?徳川斉昭(1800~1860)が記したと伝えられる料理本で、「いばらきうどん」「味噌納豆」「茄子のへた」「ヒスコイト(ビスケット)」など今では馴染みのない料理を含む計300種類のレシピが掲載されています。
食品の地理的表示(GI)の法制度などを研究している荒木教授は、茨城県におけるさまざまな食品のブランド化にも関心を深める中、石島績(いしじまいさお)著『水戸烈公の医政と厚生運動 下巻』(日本衛生会 1943<